**2024/11/30
= ファイル編集
{EDIt | ET | EB | EH | EN | EC(=EL) | ECN(=Ei) | EK | EKN(=EJ) | E8}
ファイル名 [/P[0|1]] [CAP|NOCAP] [TC|NOTC] [NB] [NONUM] [F{n[-m]|vfmt}]
[CPU8|CPLC|CPAS|CPEB[:converter]] [IE] [FNU8|FNLC|FNAS]
[/L] [/Ln] [[/O][n[t]]-[m[t]]]
[/M[r[w]][B|C|H|K][n][o|L][X][width[S]][d]]
-コマンド名は対象のファイルのタイプで使い分ける。
(特に指定が無ければText/Binaryは自動判定する。)
ET :テキストファイルとして開く。
EBCDIC ファイル以外では /Mt 指定と同じで Linux:0x0a, Windows:0x0a と 0x0d0aの両方、が改行文字ですが、
EBCDIC ファイルでは 別の /Mx 指定がない限り 0x15 を 改行文字とします。
EB :バイナリーファイルとして開く。
0x0d0a,0x0aいずれも行区切り文字とせず行は1行は
width指定の長さで表示される。
EH :ファイルを文字とHEX文字の両方で表示。どちらへも入力して出来ます。
HEX数字の大文字/小文字表示は opt HEX {upper|lower} コマンドで変更できます
EN :Col73-80が行番号欄の80桁固定長のファイル。
行番号欄は下2桁が更新番号で自動更新される。
EC :COL1-6が行番号の80桁固定長COBOL形式ファイル。
EL は別名。
EK :COL1-6をスペースで空けたままの80桁固定長COBOL形式ファイル。
ECN:EC かつ EN(COL1-6,COL73-80とも行番号欄)
Eiは別名。
EKN:EK かつ EN(COL1-6はスペース,COL73-80は行番号欄)
EJは別名。
E8 :E -f80 に同じ。
-P :P ないし P1 でマージン外(右マージン)を保護する。
P0 は EB(バイナリーオープン)で意味を持ち行延長は
マージン外で入力することによってのみ可能。
CAP :このファイルへの入力は全て英語小文字-->大文字変換する。
CAP コマンドも参照。
NOCAP:このファイルへの入力は大文字変換しない。
CAPコマンドで省略値をONとしている場合にそれを打ち消す時に使用する。
TC :タブクリアー。保存時タブは現在表示されている通りの桁数の
スペースに変換される。
NOTC:en コマンドで開いた場合などTCが省略値の場合にこれを否定する
ときに指定する。
NB :ファイル保存時の一時バックアップを取らない。
更新ファイル保存時のABENDでファイルが壊れるのを避けるために
フロッピーDisk以外のローカルファイルに対しては、保存直前で元ファイルを
同じDirで複写保存し出力完了後削除するが、パフォーマンス、
Diskスペースの関係でそうしたくない場合に指定する。
END/SAVeコマンドで -BK オプションを指定すればこのNBオプションは
打ち消されます。
NONUM:RECFM=Fx,LRECL=80のTSOファイルはデフォルトでCol.73-80を行番号欄と
扱うので、そうしたくない場合に指定する
profileレコードのNUMSTD,COB,Fxx オプションは無視されます。
Fn[-m]:行長をn,マージンをmにする。
Fnを指定するとn桁以降の入力が出来ない。
n=0はRECFM=FxのTSOファイルでLRECLの制約をはずすときに指定する。
Fvfmt:可変長ファイルのレコードヘッダー形式を指定
RDW:LLZZ 形式(2バイトヘッダー長を含むレコード長+0x0000),省略値
H :2バイトLL(ヘッダー長を含む長さ)
HD :2バイトLL(ヘッダー長を含まない長さ)
F :4バイトLL(ヘッダー長を含む長さ)
FD :4バイトLL(ヘッダー長を含まない長さ)
MF :Microfocus 仕様
ファイルのトップのシステムレコードがレコードヘッダー形式を指示する
(システムレコードについては詳細には関知してないのでxeで更新した
ファイルをそのままアップロードすることは避けてください)
#ifdef UTF8SUPP
CPU8: UTF8ファイルとして開く
CPLC: 各国語ファイルとして開く
CPAS: 環境変数に従う。(省略値)
CPEB[:converter]: EBCDIC ファイルとして開く
converter:CP930 などの EBCDIC codepage
EBCDIC cfg ファイル を設定すれば ICU/iconv の converter を指定できます
EBCDIC cfg ファイル を設定しない場合は CP037, CP939, CP930, が指定できます
converter オプションを指定しない場合は cfg ファイルのconverterが使用され
cfg ファイルがない場合は 省略値は 日本語環境では CP930 それ以外では CP037 です
指定されたオプションはプロファイルに保存されます。
同じファイルでは二度目以降は指定不要です。
省略値はCPASですが、ディレクトリーに指定した場合はその中のファイルの省略値となります。
ヘッダー行のファイル名の後ろの =U/=u/=L/=l/=b がそのファイルのコードページを示しています。
大文字はコマンドパラメータで指定したか、以前の指定がプロファイルに保存されていたかのいずれかです。
"b"はバイナリーモードオープンを示します。
無効なUTF8文字を含む場合、CPU8を指定するか、そのファイルに対し過去に指定した(プロファイルの記録)
のでなければCPLCでロードし直します。
UTF コマンドで省略値、CPLCリロードオプションを変更できます
IE : CPU8のとき無効なUTF8コードのファイルは編集で開けません
エラーを無視して開く場合"IE"を指定する。
表示オープンでは"IE"の指定は不要。エラーは"?"で表示されている。
コードは無変換ままロードされている。
エラー位置は "f *ec" コマンドで探索できる。
FNU8|FNLC|FNAS:
(Linux)
デレクトリーを開くときメンバーのファイル名のエンコーディングの解釈を
UTF8優先かLocaleコード優先かを指定。プロファイルに記録されるので
FNASはそれをリセットしてコマンドラインパラメータの /UN{8|L}を
有効にしたい時に使用
ファイルを開くときにも指定可能
(Windows)
Windowsの場合ファイル名はUTF16なので意味がないが
xeはロケールコードに変換可能の場合はロケールコードで表示
変換エラーとなる場合はユニコードで緑色で表示している
DirList上でそのモードと異なるモードでファイルを開くには"O"行コマンドで
オプションを指定してください。
#endif
-L :ワイルドカード指定で対象のファイルが1つの場合でも
ファイル表示でなくディレクトリー表示する時に指定します。
-Ln :開いた直後にn行目にジャンプします。
-n[t]-m[t]:開始行/終了行,あるいは開始/終了オフセットを指定できます
ファイルのEOF位置からの位置指定は"t"をつけます。
Oはオフセット指定の意味です
例 100-900 , -600 , 600- , 600 , /o1200-13ff , 1000t-100t , /o400t-.
600 は -600 と同じです.
同じファイルは1つの部分しか同時には開くことができません。
-/M:読み込み,書き込みモード;[r[w]] に P,U,T,B,M,E,R,V のいずれかを指定する
r=Bのときは w は指定しない.
P:PCモード :0x0d0aを行区切り文字と見なす
U:UNIXモード :0x0a を行区切り文字と見なす
T:テキストモード :0x0d0a,0x0aの両方とも行区切り文字
w=T とするとテキストモード出力になるので Windowsでは
単独の 0x0a は 0x0d0a に変換される
例えば r に P を指定すると 0x0a は改行文字ではなく1もじのデータ
ですが /Mpt とすると 保存時に 0x0a は 0x0d0a に置換されます。
(注) EBCDIC ファイルに対し "ET" コマンドは 0x15 を改行文字としますが
/Mt は 0a ないし 0d0a を改行文字とするので違いがあります。
プロファイルに可変長モードと記録されているためにHeaderエラーで開けない場合には
/Mtで開いてください
M:MACモード :0x0a を行区切り文字と見なす
E:EBCDICモード :0x15 を行区切り文字と見なす
R:レコードモード :改行コードはないものとし固定長でRead/Write
レコード長は Fn[-m] オプションで指定します
EBC ファイルを E8 コマンドで開くときのレコードモードとします
V:可変長レコードモード :改行コードはなくレコード長はレコードヘッダーに設定されている
B:EBと同じ意味
H:EHと同じ意味
C:ECと同じ意味
K:EKと同じ意味
N:ENと同じ意味
省略値は無指定の時入力は "t",出力は入力行が全行 0x0aなら
"u",そうでなければ "p"。入力のみの指定の時は、/muのとき/muu,
/mtのとき/mtp。
r!=w のとき、保存/終了時に、更新がなくてもEOLを変更して
出力される。
width は 表示幅。これより長い行は連結行となる.
バイト数なのでTAB(0x09)が含まれる場合TAB拡張により
実際の表示幅はwidthを超えることになります
(連結行をそれぞれ単独の行に分離するには"SPL CONT"コマンドが
使用できます)
s オプションによりバイナリー/テキスト編集/テキスト表示の
各モードごとに値が保存され次の s オプション指定があるまで
有効. 0 は 32760(省略値,DOS版は999桁)となる.
省略値の設定のないばあいの省略値はそれぞれ
32760(テキストファイル) 或いは 72(バイナリーファイル)。
d オプションはディレクトリーを開く時ファイル内容説明を表示する。
(1).キー割り当ての省略値,機能&キーの#14を参照。
o|L:行番号欄表示属性をHEXオフセットあるいは行番号とする
バイナリーファイルでの省略値はNUMコマンドで設定
(設定が無ければHEX)。
但し,入力範囲指定のあるときはそれに従う.
l (lowercese L)オプションはワイルドカード指定で対象の
ファイルが1つでもディレクトリー表示する時にも指定し
ます。そのときは行数指定せずに単に /l と指定します。
X :HEX 2段表示。
-ファイル名にディレクトリー名,ワイルドカードを指定すると
ディレクトリーリストを表示。
"."(現行ディレクトリー) や ".."(親ディレクトリー)も指定可能
但し、ワイルドカードのときは該当するファイルが1つのときは
/l オプションの指定の無い限りそのファイルを表示する。
ワイルドカード指定 "*" は現表示ファイルの意味にしているので
ディレクトリー表示のためには "**" や "*.*" を使用すること。
-OS/2 版はシステム又は隠しファイルは更新できません(errno=60)