.可変長レコードファイル。
-PC では行は改行コードで区切られますが、ここではレコード長ヘッダー付きの、
メインフレームでいうところの RECFM=V ファイルを扱います。
-レコードへッダー形式 (/Fvfmt)
RDW:LLZZ 形式(2バイトヘッダー長を含むレコード長+0x0000),省略値
H :2バイトLL(ヘッダー長を含む長さ)
HD :2バイトLL(ヘッダー長を含まない長さ)
F :4バイトLL(ヘッダー長を含む長さ)
FD :4バイトLL(ヘッダー長を含まない長さ)
MF :Microfocus 仕様
ファイルのトップのシステムレコードがレコードヘッダー形式を指示する
(システムレコードについては詳細には関知してないのでxeで更新した
ファイルをそのままアップロードすることは避けてください)
レコード形式エラーが出た場合は EB または EH コマンドで開いて確認してください
LOCate コマンドで 指定の Hex offset にカーソルを位置付けできます
"TOP OF FILE"/END OF FILE" には カラム4 に "v" が表示されます
/Mv, /Fvfmt指定はプロファイルに保存されます
一度Browse/Editで指定すれば次回からは指定不要です
SAVe/CREate/REPlace/END コマンドでの指定も書き込んだファイルの
プロファイルとして保存されます
-各コマンドでのオプション指定は以下のようになります
Browse /Mv /Fvfmt
vfmt:レコードヘッダー形式を指定
例) B vfile /Mv /Frdw
Edit /Mrw /Fvfmt
r=v:read as vfmt, w=v:save as vfmt. read/write どちらか一方が指定できます
例) E vfile /Mv /Fh
保存時にレコード形式を変更するときに "r" と "w" を指定します
例) E vfile /Mvr /F130 /Ff (vfmt=F で読み, RECFM=F+LRECL=130 で保存)
END コマンドでもレコード形式を変更できます
END /Mv /Fvfmt
開いた時と異なるレコード形式で保存するときに /M, /F を指定する
但し vfmt=MF は使用できません
例) END /Mv /Ff (開いているテキストファイルをvfmt=F として保存)
SAVe filename /Mv /Fvfmt
ファイル名を指定した時のみ /Mv, /F オプションが指定できます
例) S vfile CPEB=CP930 /Mv /Fh (非EBCDICファイルからvfmt=FのEBCDICファイルを作成)
"E ebcvfile /Mv /Frdw CPEB=CP939" の後 "S lctxtfile /Mt" (可変長EBCDICファイルを ロケールコードテキストファイルに変換)
CRE/REP/APP filename /Mv /Fvfmt
APP コマンドでは 複写元とアペンド先のレコード形式が異なる場合 /M と /F の両方を指定してください
CRE/REP コマンドでは /M, /F の指定がなければ複写元のプロファイルの属性が複写先に適用されます
例) REP ebcvf cpeb=CP930 /Mv /Ff nx
COPy filename /Mv /Fvfmt
/M や /F で複写もとのファイルの属性を指定、プロファイルに登録済みの場合は不要です
例) COPy ebcvf cpeb=CP930 /Mv /Ff
XPR filename /Vvfmt /Rlrecl
/V:RECFM=Vのとき指定, /R:RECFM=F のとき指定
プロファイルに登録済みの場合は不要です
また画面ファイル印刷("XPRint *"/"XPRint **")の場合も指定不要です
実行例