- CID (Change ID:変更タグ).
     ファイルの修正行に変更タグがセットされます.
     変更タグのタイプはファイル拡張子により決まります,省略値は
             c   : .c/.h/.cpp/.hpp/.java  形式は //~ymddr~
             asm : .asm                   形式は ;;~ymddr~
             doc : .doc/.me               形式は ||~ymddr~

                y:西暦の下1桁, m:月(10,11,12月はA,B,C), dd:日
                r:R(修正行), I(挿入行), M(移動行)
                また最新の変更行のタグの 3 文字目の (~) は (+) になる.
             (注) c タイプの場合 // をコメントとみなすためにコンパイル
                  オプションが必要な場合があります
     このタイプ以外のファイルは CID コマンドで上のいずれかのタイプを
     指定するか INI ファイルで 変更タグIDと
     拡張子の組み合わせのリストを追加指定する.
      CIDプレフィックスとしてユニコード1文字をしてすることも可能。
    ただしその拡張子のファイルはUTF8ファイルとして開いてください。
    日付以外を設定する場合は次の CID Header を使用してください
    例) (ini ファイルの指定 )
       Change_ID_Type_C = 68 = "//" = C,H,CPP,HPP,JAVA
       Change_ID_Type_ASM= 68 = ";;" = ASM
       Change_ID_Type_DOC= 71 = "||" = DOC,ME
       Change_ID_Type_4 = 60 = u-235d= APL
    CID コマンドの CID-type オプションは最初の拡張子も指定できます
    "cid on //" でも "cid on C" でもOK。


     あるいは,ファイルの 1 行目に特殊な行(CID Header)を書き込むことにより
     そのファイルだけに適用される任意のCID形式を設定できます.
     CID Header 行は "CID TOP","CID TOPA" コマンドでサンプル行を挿入
     することもできます。その形式は
     "CID:xx+XXXXR~yy:#nnn option=(option1,option2,...) update#=nnnnn;"
      例) //CID://+vbi3R~:#71 update#= 356;
        CID: は CID 設定要求 ID の省略値,
              INI ファイルで指定変更できます.
              (Fixed_CID_prefix 指定,最大 15 バイト)
         xx   は //,;;,|| などファイル拡張子により決まる CID の最初の
              2 文字と同じものか 或は任意の2文字を指定する.DBCSは不可.
              UTF8 ファイルではユニコード1文字指定も可能
              例えば APL 言語のコメントは u-235d(UTF8:e28d9d)なのでHeader行は次のようになる
                "⍝ CID:⍝+DATER~: update#=    1" 
              表示上はスペースが挟まれていることがあるがレコード上はスーペースは挟まないこと。
             1カラム表示のユニコードの場合は
              "//*CID:À+v001R~:#71 update#= 29;"
              ユニコード使用の場合、言語環境によっては表示幅が異なるのでシェアーしている場合は注意が必要
              例えばWindowsで2桁表示、Linuxで1桁表示の場合Windowsで更新行に付与されたCIDは 
              LinuxではCIDと認識されません。従ってLinuxでの"cid clear"コマンドは0行を返すことになります
         XXXX は任意の 4 文字の CID. 例えば V1.5 などと指定する.
              ASCII文字のみ可. DATE と指定すると ymdd(年月日)を設定します.
              NONE と指定するとCIDは設定されません,CIDは設定しないが
              option=を設定したい時に使用します.
         yy は 0 から 2 バイトまでの任意の後置文字. ASCII文字のみ可。
              省略可能です。
         nnn  は 1 から 256 までのCID設定桁位置を指定する
              このオプションを指定しない時は事前定義のCIDタイプでは
              INIファイル指定の桁位置を採用それ以外の時は 1 となる.
         その他(+,R,~,:,#)はこの位置にこのように指定する。
         但し(~)は省略できます.この場合 8桁 CID が付与されます.
         COBOLでCOL73-80にCIDを設定する場合8桁CIDを使用します。

         option=(...)の指定は任意です.指定できるパラメータは次の通り.
           Fnn     :レコード長(固定)の指定.
           Mnn     :マージン指定.
                    nn:左右のマージン境界(左マージンの右端の桁位置).
           N       :行番号付きファイルの指定.マージン指定が必要
           COB     :COBOL ファイル指定.マージン指定が必要
           COBK    :カラム1−6をコメントとするCOBOL ファイル指定.
                    N指定が無ければ、行長=80の制約も無い。
           Px      :右マージンの入力保護オプション.
                    x : 0:非保護,1:保護, 省略値は P1.
           tabclear:保存時にタブをスペースに置換する。
         update#=の指定は任意です.指定があるとこのワードの後に
         保存の度に1アップするファイルの更新回数を自動設定します。
 
*** 2022/12/04