= ファイル編集
{EDIt | ET | EB | EH | EN | EC(=EL) | ECN(=Ei) | EK | EKN(=EJ)}
ファイル名 [/P[0|1]] [CAP|NOCAP] [TC|NOTC] [NONUM] [Fn[-m]]
[/L] [/Ln] [[/O][n[t]]-[m[t]]]
[/M[r][w][b|c|h|k][n][o|L][X][width[S]][d]]
-コマンド名は対象のファイルのタイプで使い分ける。
(特に指定が無ければText/Binaryは自動判定する。)
ET :テキストファイルとして開く。
EB :バイナリーファイルとして開く。
0x0d0a,0x0aいずれも行区切り文字とせず行は1行は
width指定の長さで表示される。
EH :ファイルを文字とHEX文字の両方で表示。どちらへ入力しても
ファイル更新できる。
EN :Col73-80が行番号欄の80桁固定長のファイル。
行番号欄は下2桁が更新番号で自動更新される。
EC :COL1-6が行番号の80桁固定長COBOL形式ファイル。
EL は別名。
EK :COL1-6をスペースで空けたままの80桁固定長COBOL形式ファイル。
ECN:EC かつ EN(COL1-6,COL73-80とも行番号欄)
Eiは別名。
EKN:EK かつ EN(COL1-6はスペース,COL73-80は行番号欄)
EJは別名。
-P :P ないし P1 でマージン外(右マージン)を保護する。
P0 は EB(バイナリーオープン)で意味を持ち行延長は
マージン外で入力することによってのみ可能。
CAP :このファイルへの入力は全て英語小文字-->大文字変換する。
CAP コマンドも参照。
NOCAP:このファイルへの入力は大文字変換しない。
CAPコマンドで省略値をONとしている場合にそれを打ち消す時に使用する。
TC :タブクリアー。保存時タブは現在表示されている通りの桁数の
スペースに変換される。
NOTC:en コマンドで開いた場合などTCが省略値の場合にこれを否定する
ときに指定する。
NONUM:RECFM=Fx,LRECL=80のTSOファイルはデフォルトでCol.73-80を行番号欄と
扱うので、そうしたくない場合に指定する
Fn[-m]:行長をn,マージンをmにする。
Fnを指定するとn桁以降の入力が出来ない。
n=0はRECFM=FxのTSOファイルでLRECLの制約をはずすときに指定する。
-L :ワイルドカード指定で対象のファイルが1つの場合でも
ファイル表示でなくディレクトリー表示する時に指定します。
-Ln :開いた直後にn行目にジャンプします。
-n[t]-m[t]:開始行/終了行,あるいは開始/終了オフセットを指定できます
ファイルのEOF位置からの位置指定は"t"をつけます。
例 100-900 , -600 , 600- , 600 , /o1200-13ff , 1000t-100t ,
/o400t-. 600 は -600 と同じです.
同じファイルは1つの部分しか同時には開くことができません。
-/M:読み込み,書き込みモード;rwにP,U,T,B,Mのいずれかを指定する
r=Bのときは w は指定しない.
P:PCモード :0x0d0aを行区切り文字と見なす
U:UNIXモード :0x0a を行区切り文字と見なす
T:テキストモード :0x0d0a,0x0aの両方とも行区切り文字
M:MACモード :0x0a を行区切り文字と見なす
B:EBと同じ意味
H:EHと同じ意味
C:ECと同じ意味
K:EKと同じ意味
N:ENと同じ意味
省略値は無指定の時入力は "t",出力は入力行が全行 0x0aなら
"u",そうでなければ "p"。入力のみの指定の時は、/muのとき/muu,
/mtのとき/mtp。
r!=w のとき、保存/終了時に、更新がなくてもEOLを変更して
出力される。
width は 表示幅。これより長い行は連結行となる.
s オプションによりバイナリー/テキスト編集/テキスト表示の
各モードごとに値が保存され次の s オプション指定があるまで
有効.0 は 9,999(省略値,DOS版は999桁)となる.
省略値の設定のないばあいの省略値はそれぞれ
9,999(テキストファイル) 或いは 72(バイナリーファイル)。
d オプションはディレクトリーを開く時ファイル内容説明を表示する。
(1).キー割り当ての省略値,機能&キーの#14を参照。
o|L:行番号欄表示属性をHEXオフセットあるいは行番号とする
バイナリーファイルでの省略値はNUMコマンドで設定
(設定が無ければHEX)。
但し,入力範囲指定のあるときはそれに従う.
l (lowercese L)オプションはワイルドカード指定で対象の
ファイルが1つでもディレクトリー表示する時にも指定し
ます。そのときは行数指定せずに単に /l と指定します。
X :HEX 2段表示。
-ファイル名にディレクトリー名,ワイルドカードを指定すると
ディレクトリーリストを表示。
"."(現行ディレクトリー) や ".."(親ディレクトリー)も指定可能
但し、ワイルドカードのときは該当するファイルが1つのときは
/l オプションの指定の無い限りそのファイルを表示する。
ワイルドカード指定 "*" は現表示ファイルの意味にしているので
ディレクトリー表示のためには "**" や "*.*" を使用すること。
-OS/2 版はシステム又は隠しファイルは更新できません(errno=60)