.v122:(2006/12/14)
     1.BUG修正
       -(WXE/XXE)ディレクトリー画面で画面リサイズするとごみが残る。
       -(XXE)英語環境のときGTKからIMEの警告MSGがでる。
       -Hex3段表示のHex行でタブ(0x09)を変更した入力した時他方の4ビット
        の値が変わる。例えば上段に1を入力した時0x19でなく0x10になる。
       -バイナリーファイルをSPLコマンドで表示行幅を変更した時。
        タブ(0x09)が0x20(スペース)に置換される。
        SORtコマンドでもタブは残すようにした。
       -バイナリーデータをカット&ペーストしたあとの他プロセスのテキストを
        ペーストすると行幅が制限され連結行がペーストされる。
       -3段Hex表示の時のページスクロール機能の不具合。
        例えばS+PgDn(ファイル末端表示)で最後までスクロルしていない、
        Findコマンドのとき該当表示行まで正しくスクロルしない。
       -メニュー0.2(FUNC-KEY)の画面で保存のときC+文字キーの行がエラー
        となる。また 入力欄で C+文字キー、A+文字キーが受け付けられない。
       -(XXE)Fedora Core 5 対応。
        .liblinc.so.1 が見つからない理由で立ち上がらない。
         linc パッケージは使用されなくなったようなのでlinkerのパラメータから
         -llincを除いた。
        .警告Msg "GError not initialized" がでる。
        .Setup メニューを押すとダイアログMSG "quit unexpectedly" で終了する。
         FC5 は pango-1.12.0-1 で pango-context の font_descriptionが
         pango_context_set_font_descriptionが内部的に呼び出されることにより
         free/re-allocされるようになったようです。
         そのため一度pango_context_get_font_descriptionで得たアドレスが
         無効になる。因みにFC4はpango-1.8.1-2で問題はなかった。
         pango_context_get_font_descriptionを使用するのはxeg.iniが
         ワークディレクトリー(ユーザー単位)にまだ作成されてない時で、
         FC5環境で以前のxeg.iniを引き継いでいた場合は問題は発生しない。
        .FC5の日本語デフォルトロケーるはユニコード(ja_JP.UTF-8)だが
         現在のところエラーメッセージのみ対応
         (日本語入力は可能だがカーソルの位置があっていない。)
         因みにロケールは /etc/sysconfig/i18n にあり変更可能。
        .FC5では関連付けアプリケーションのAPIがdeplicatedされたため
         起動が失敗する。
       -(WXE/XXE)カット&ペースト。
        .マウスをドラッグし箱型複写領域を指定する時DBCS分割が
         起こるとwxeでは日本語が文字化けし、gxeではABENDする。
        .PFキーでの操作がメニューのenable/disable状況に反映されない。
         また、PFキー操作による範囲指定もマウスでペーストできるようにした。
        .範囲指定が丁度行末のときも改行コードが複写されていた。
         範囲指定が行末を越えてから改行コードも複写対象とする。
        .画面分割を跨いでドラッグすると領域指定の再開始となる。
        .コマンド入力行からファイル内容エリアに跨ってドラッグすると
         ファイル内容エリアへのペーストになる。
       -(XXE)マウスによるカット&ペーストの複写の時"無効な文字コード"の
        エラーMSGが出ることがある。
       -カット&ペーストのClear操作の範囲に"END OF FILE"行が含まれると
        ABENDする
       -(WIN,WXE,XXE)Ctl+10keyが効かない。
       -横Hex編集モード(/Mh)のHex部行末追加で、上の数字入力のとき下の数字が0でない。
       -横Hex編集で文字部への挿入でカーソルの位置が正しくない時がある。
       -横HEX表示(/Mhでオープン)+縦HEX表示の時、縦HEX表示行のHEX部は表示しない。
        また縦HEX表示行への入力が文字部への入力として扱われていた。
       -(GCC版)SUBコマンドでクラッシュする。
        (.BATでないワークスクリプト("#BAT")をSUBmitするため)
       -Aliasコマンド使用時オペランドを1つも指定しないと%nが残る
       -ファイル名ヒストリーリスト(=1または=2の画面)で"S"入力が正しく処理されない。
       -(XXE)リモートファイルをDragDropする場合時間がかかり,途中でマウスを放すと
        マウスポインターの形状が戻らずハングする。
       -enコマンドで開いたSPFファイルで行番号欄を欠いた短い行では挿入に
        伴う右端スペース/タブのシフトアウトが効かない。(マージン溢れになる)
       -Delete/Join 編集行コマンドで削除される行に行コマンドを置いてEnter
        するとABENDする。
       -enコマンドで開いたファイルとeコマンドで開いたファイルの場合
        "="(行比較)編集行コマンドが不一致を示す。
       -(GCC版)Windows環境で(Windows版で作成したxe.iniを使用すると
        "S+F6 の重複割り当て"のエラーがでる。
       -画面分割の両方で桁表示ゲージを表示した時第二画面の反転がおかしい。
       -NUM XON/XOFF,RENUM Fコマンドで行番号欄の桁数を変更した後の,
        Findコマンドで探索文字列へのカーソル位置づけを誤る。
        "ALL" オプションを指定した場合ループする可能性がある。
       -rsh コマンドが "-l username" の後コマンドを指定しないとABENDする。

     2.機能追加
       -ディレクトリーリスト画面で各ファイルの説明を表示
        .Shift+F10で説明表示をOn/Offします
        .EDIt/BROwse コマンドで ディレクトリーを開くとき
         /Md オプションを指定することも出来ます。("e dir1 /md")
        .Onのとき改名欄以降に"ファイルの説明"を最大48バイト表示します
        ."ファイルの説明"は次のようにして得ます
         Windowsの場合でstream名が"xe-desc"のADS(Alternative Data Stream)が
         あればその先頭から前に":"をつけて47バイト表示。
         ADSがないかWindows以外の場合はファイルの先頭から1024バイトの範囲に、
         "DID:"の文字があれば"DID:"の文字以降を行末まで。
         "DID:"の文字がなければ最初の長さが0でない行の先頭スペースを飛ばして
         行末までを表示。
         尚バイナリーファイルはx'20'以下を'.'に置換して表示します。
        .ツール xads を ADS チェック用に追加しました。

        (注)ADSとは、NTFSファイルシステムでサポートされている、
            ファイルに付随する隠しデータで、いくつでも作成できます。
            名前の形式はfile-name:stream で、作成はecho コマンドでもきます。
            ex) echo "text" > abc.ext:stream1  (1桁の元ファイル名は許されない)
            しかしdirなどのDOS窓のコマンドやexplorerでは見えません。
            catコマンドなどlinuxからの移植版では見ることができます。
            ADSを削除するには一旦NTFS以外のボリュームにCopyし
            削除後にCopyBackします。
       -ファイル画面横スクロール機能。
        .ScrollLock Onの時左右の方向キーで1桁スクロール。
         上下方向キーでも1行縦スクロールします。
         (尚、Linux コンソール版ではこれは機能しません)
        .GUI版(wxe,gxe)ではさらに横スクロール機能付マウスをサポート。
         Setupダイアログで設定した桁数づつスクロールします。
         横スクロールマウスには WM_HSCROLL マウスメッセージを発生させる
         Tilt Wheel Mouse と VK_SCROLLで VK_LEFT/VK_LEFT キーボード
         メッセージを発生させるタイプとあるようです。
         前者はwxeでのみサポートします。後者はwxe,gxeでサポートしますが
         ScrollLock=ONの状態ではVK_SCROLLは発生せずVK_LEFT/VK_RIGHTのみ
         発生するため1桁スクロルになります。
        .従来のホイールマウスの場合はShift+回転で横スクロールします。
         因みにCtrl+回転ではTop/Lastページへのジャンプになります。
         この2つはLinuxコンソール版でも機能します。
       -(WXE)5ボタンマウスの戻る、進むボタンでDPU/DPDコマンド
        (ファイル経路Up/Down)処理をする。
       -(LNX)罫線描画文字コードがEUCコードに対応してなかった。
         (罫線はAlt+0などで描画される)
       -LOCate コマンド.
        .オペランドに .label 形式の行ラベル指定でラベル行をサーチする
       -英大文字固定機能。
          CAP [ON|OFF] [TSO|DEFAULT|CMD]
          TSOファイルとそれ以外(DEFAULT)と個別にdefaultを設定可能。
          ファイル画面ではオペランド無しはそのファイルの状況を反転させる。
          CMDはコマンド入力行などファイル内容画面以外もファイルに同調させることの指定。
        .CAP ONの時,英子文字入力はシフトキーを使用する。
         (Linuxコンソール版はシフトキー検知できないのでCAP ONは大文字固定ではなく
          大文字小文字を反転させるのでキーボードCapsLockオンの時は効果が異なる)
        .EDItコマンドにCAPオプション追加。
        ."U" 編集行コマンドで大文字変換をサポート。
          Ur,b.s または UU-UU,b.s 形式
       -罫線描画文字設定機能。
        .罫線は、省略値では日本語モードでは日本語DOSの、英語モードでは
         IBM PC Extended Character Set(ECS)の文字コードのいくつかを罫線文字として
         割り当てている。(Hexコードを=0.2の画面の罫線文字の行に表示してある。)
        .ワークディレクトリーに専用のiniファイルを置けばこれを変更可能。
         ファイル名は  xelch__.ini[.locale] の形式。
           __ : win,gcc,wxe,lnx,gtk の版の識別。
           locale:Linux版のみが対象で ja_JP.eucJP などの言語識別。
                  Linuxのlocaleは locale コマンドで確認。
           ファイル名は=0.2画面の最後の行に表示してある。
         ファイルの中は、1キー1行で以下のように指定する。
           (先頭が "//" の行があると以降の行は処理しない)
           割り当てる文字は当初罫線文字としていたが、100バイトまでの文字列を設定可能。
             n=xxxx[,yyyy]
               n: 1,2...9,h,v  例えば "1" は Alt+"1", "h"は Alt+"-"への割り当てを示す
                 OPT LINECH コマンドで設定を解除するには "1="のように
                 以下のxxx,yyyを指定しない行を置けばよい。
               xxxx,yyyy:Alt+nキーで書き出す文字列を指定する
                         文字列をHex数字で指定する時は先頭に0xをつけるに。
                         スペースなどの分離文字を含む時は引用符で囲む。
                         xxxxとyyyyと両方指定するとShiftキーなしのとき
                         xxxxが、ShiftキーONときyyyyが書き出される。
                         例えば Alt+1でxxxx,Alt+Shft+1でyyyy。
                         尚、UTF8文字はまだサポートしていません。桁ずれを起こします。
        .OPT LINECH [on | off | filename | reload ]コマンド。
           on/off  :Linuxコンソール版のみで有効。(Linuxコンソール版は+Shiftを検知できない)
                    xxxx(ON)かyyyy(OFF)のどちらを書き出すかを設定変更する。省略値はOFF。
                    また、ONのときxxxxが1バイトならこれに一致する文字は
                    ACS機能を使用して、罫線文字として表示されます。
           filename:省略値の設定ファイル以外を読み込み一時的に設定変更する。
           reload  :省略値の設定ファイルを再読み込みする。
           処理結果は=0.2の画面を再度開きなおして確認してください。
       -SUBmitコマンド。
        .標準入力のリダイレクト指定("<stdinfile")をサポート。
         また、サブミットされたシェル、EXEが標準入力からREADすると、
         入力待ちでHungする可能性があるケースではNUL(Unixでは/dev/null)を
         リダイレクト入力指定してサブミットする。
        .第1パラメータのファイル名はPATH設定を利用するため現行Dirに
         基づくフルパス変換は経路指定のあった場合に限るものとする。
         経路指定として *\ , ^*\ , :: などは使用可能。
        .第2パラメータに限って"*"を指定すると"*"を現在開いているファイルの
         ファイル名に置換する。 例えば "SUB subtool *"。
         (第1パラメータの "*" 現在開いているファイルを実行するの意味)
         これは開いているファイルを他のスクリプト、exeで処理するのに便利。
         そのファイルが編集で更新されていると一時ファイルに更新を保存し
         その一時ファイル名を渡す。一部分を変えて何度もSUBするのに
         都合が良い。
        ."**"パラメータで更新の如何にかかわらずもとのファイル名を渡す。
         例) "SUB subtool * ** p1" , "SUB ** p1"
        .iniファイルでのファンクションキー割り当てを可能にした。
       -(Win) Turnkey サポート。
         "Turnkey MVS"はPC上で動くMVSR38Jです。HerculesがS370命令をエミュレートします。
         3270エミュレータ経由でTurnkey MVS に接続。
         IND$FILEでFTPしTSOファイルを更新できます。
         PDSのメンバー表示もサポート
         詳細は "(0)はじめに(D)こんなんできますか" のTunkeyMVSサポートの項を参照。
       -Editコマンド。
        .Fn[-m]:固定長の行長(=n),左マージン(=m)を設定するオプションを追加。
        .保存時タブをスペースに変換するオプション(TC|NOTC)追加。
       -CVコマンドにB2A/A2B(SO/SO無視のEBC変換オプション追加。
       -Changeコマンド。
        IC(被変換文字列は大文字小文字区別無し),ICN(同、表示行のみが対象)
        コマンドを追加。

     3.その他
       -英語モードのときINIコマンドが出力するiniファイルには日本語を出力しない。
       -編集行コマンド繰り返し数の最大値9999の制限をDeleteコマンドに限りはずした。
       -行コマンドリセットをラベルとその他との2段階にした。
        Escキー3回か"REset L"コマンドで行ラベルをクリアー。
        Escキー2回か"Reset"コマンドでは行ラベル以外をクリアーする。
       -101英語キーボードを考慮しAlt+"="も罫線縦棒に割り当てる。
       -パラメータ設定画面(=0.1/2/3)の画面スクロル値を別個に保存する。
       -"=0.2"の画面でキー割り当て不可、コマンドのみの機能については
        Edit/Browse/Select関連以外はコマンド動詞を変更可能
       -Vistaサポート(RC1英語版でテスト)
        .HeapAllocロジックの変更に対応
         (xeが"アドレスxxxxはmallocされていません"のmsgを出して終了する)
        .WinHelp廃止対応。
         ヘルプはLinux版と同様ブラウザー呼び出しに変更,一部popupヘルプはHtmlHelp使用。
         (また、英語環境ではxe.hlpは読めていなかった)
        .wxe のCodePage設定が省略時値=SJISになっていた。Windows の省略時値に変更。
       -(WIN/LNX)ヘルプコマンドはコンソール版もブラウザー起動に変更。
       -エラー行のあるSPFファイルをRENUMするとRENUMされた行のSPFバージョン
        番号も最新に更新されていたエラーでない行のバージョン番号は
        元の値を保持する。

     4.ツール。
       -xads    v1.0 Windows版のみ,NTFSファイルシステムのADS(Alternative Data Stream)アクセス。
            形式 : xads [/options] {base-name | ADS-name} [ file-spec | "TextString"]
              base-name :List/Read操作でNTFSのファイル/ディレクトリー/ワイルドカード指定。
                         ディレクトリーの全メンバーを調べるにはワイルドカード指定が必要。
              ADS-name  :Write操作の時のADS名。ファイル名:ストリーム名 形式。
              file-spec :Read/Write操作の時の入力/出力指定。
              TextString:Write操作の時のADS出力内容を直接指定する。
              options   :
                 /L :List操作。ファイル/ディレクトリーの全ADSの名前とサイズをリストアップ。
                 /R :Read操作。ADSの内容を読みfile-specに書き出す。省略値は標準出力。
                     file-specがディレクトリーの場合、各ADSに対応してメンバーが作られる。
                 /W :Write操作。file-specのファイルの内容かTextStringをADSに書き出す。
                     ADSのサイズは縮小出来ません。(削除するにはNTFS以外にcopyする。)
                 /T :Write操作の入力はfile-specでなくTextStringであることの指定。
                 /Sn:n:List/Read操作でのサブディレクトリー探索の深さ。
                     S0でそのディレクトリー自身、Sのみは末端まで。省略値はS1。
                 /F :Read操作でADSの全体を出力する。標準出力の場合省略値では1024まで。
            例)xads /Ls0 dir1; xads /rs . outdir; xads /r d:\*.doc; xads /r file1:stream1;
               xads /w file1:str1:$DATA doc.txt; xads /wt file1:str2 "説明文";
       -xdig    v1.8
        .%fb% パラメータ指定のサポート。
         ファイル名の基本名(最初の"."の前の部分)で置換される。
       -xfg     v1.9
        .ユニコード文字列探索サポート。
        .(BUG) -i オプション(大文字小文字区別無し)指定の時で、探索文字の
               1文字目が見つからないと大文字での探索をしない。
       -xlow    v1.4
        .大文字変換オプション追加。
       -xkp     v1.0
        .(Windows)プロセスIDの表示とプロセスのkill
       -xpe     v1.1
        .(Windows)GetLastError()のコード解説の表示
       -xcv     v1.7
        .B2A/A2B(EBCDIC<-->ASCII) 変換オプション追加